急にキックオフイベントの司会進行役を任されて悩んでいる、という方はいらっしゃいませんか。
キックオフは定期的に開催するものではないため、決まったマニュアルもないことが多く、困ってしまいます。
そこで今回は、キックオフの流れと進行役の抑えるべきポイントをご紹介します。
■キックオフの司会の流れ(一例)
1,開会
例:「皆様、本日は大変お忙しい中お集まりいただき誠にありがとうございます。定刻になりましたので、キックオフイベントを開催いたします。司会を務めさせていただきますのは、○○です。よろしくお願いいたします。」
2.開会のことば
例:「まずはじめに、○○より、開会の言葉を述べさせていただきます。」
3.後援者代表の挨拶
例:「続きまして、○○様より、ご挨拶を頂きたいと思います。」
4.来賓の紹介、挨拶
例:「本日はお忙しい中駆けつけてくださったご来賓の皆様より、激励の言葉を頂戴したいと思います。○○様、よろしくお願いいたします。」
5.代表の挨拶
例:「それでは、多くの皆様から激励をいただきました○○より、ご挨拶を申し上げます。」
6.閉会のことば
例:「最後に、○○より、締めの挨拶です。」
■進行のポイント
・読み方の確認
挨拶をする人や来賓を紹介する際に、肩書きや役職名、名前の読み方を間違えてしまうと、大変失礼です。必ず、事前に正しい読み方を確認しましょう。
・タイムキープ
時間にメリハリがないと、だらだらとした会になってしまいます。プログラム作成の際に時間配分を決めておき、挨拶を依頼する際には大体の時間を前もって伝えておくと良いでしょう。
時間が押している場合には来賓からの挨拶は割愛するか一言にしてもらうなど、臨機応変な対応が求められます。
・交流の機会を設ける
一大プロジェクトを前に関係者が集うせっかくの機会ですから、交流を深めることで一層士気を高めたいところです。時間や予算が許す範囲内で、懇親会を開くのはいかがでしょうか。
料理はケータリングを頼んでビュッフェ形式の立食懇親会にすれば、食事は取りやすく、立食なので話にも華が咲きやすいです。
会場設営のお手伝いサービスなどもあるため、幹事さんの負担も大幅に削減できてオススメです。
以上、キックオフイベントの流れと進行役の抑えるべきポイントをご紹介いたしました。
参加者への失礼やイベントに滞りがないよう、十分な準備をしておくことと、参加者の交流の場をつくることを意識して進行しましょう。
プロジェクトの目的意識を共有し、勢いづけることができるようなキックオフイベントにするための参考になれば幸いです。